◎加藤 智晴

 こんにちは、夏風邪ひいて体調最悪のエディターKです。皆さんもクーラー付けっ放しでの就寝には十分注意してください。

 注意といえば、ただいま超大型台風10号が四国へ上陸、日本海へ抜けようとしています。関東には大きな影響はなさそうですが、今日明日、もしかしたら週末一杯まで出船を見合わせる地域があるかもしれません。

 ただ、そんな台風も釣り人にとっては悪いことばかりでもなく、シケ後の大釣りに夢を馳せる人もいるのではないでしょうか。

 シケ後に状況が変わりそうな釣り物をピックアップすれば、東京湾のタチウオ、相模湾のキハダ・カツオ、そして三浦半島剣崎のワラサじゃないでしょうか。もちろんいいことばかりじゃなく、悪いほうに転がる可能性だってありますけど。

 話変わって明日8月16日発売のつり情報9月1日号(釣具店など一部先行発売中!?)ですが、巻頭特集「夏のぜいたく釣行」で、自分は明石のマダコと大阪湾のタチウオを紹介しています。

 で、誌面ではスペースの都合上チラッとしか書けなかったのですが、明石の駅前に広がる商店街、魚の棚を散策したときの思い出を少々。前回訪れたのはかれこれ20年以上前なのですが、商店街のあちこちに鮮魚店があり、どのお店も軒先でタコを売っていたんです。しかも生きたやつをですよ。木枠の上で何10匹もの生きたタコがウネウネしている光景は、そりゃ衝撃的でした。逃げ出したタコが商店街の中を平然と歩いてるってな話も聞いたほどです。

21年前の誌面より。こんな感じで普通におばちゃんが生きたタコを売っていた
現在の魚の棚では絞められたタコが売られています

 ところが今回訪れた商店街のタコは、どれも絞められてグターッと白くなっていたんです。お店の人に「最近は生きたタコ売ってないの?」と聞くと、絞めたほうが鮮度がいいじゃないですかとの答え。たぶん衛生上の問題とか色いろあったんでしょうな。せっかくあの光景をもう一度見られると期待していたのに、ちょっと寂しい思いをしたのでした。

ちなみに明石焼きは出汁につけて食べるのが王道!?ですが…
お店によってはソースや塩が置いてあり、味変するのもいい感じ

 ともあれ、今回訪れた両エリアとも台風10号の影響が大きそうなので心配です。お世話になったみなさんご無事でしょうか。

 ではまた来週、バイナラ~。