◎近田憲男
今週も月曜日がやってきました。皆さん、釣りには行かれましたか? 雨が降っていたから行ってないですと!? となればこらけらお届けする情報を見て出かけてみませんか? 私が注目しているのがルアーのキハダにルアー青物、それにカツオの動向が気になります。
というわけで、週末の模様から今週の狙い目を紹介していきましょう。
◎気になるルアーキハダの動向と
レベルに合わせて楽しめる相模湾のルアー船
相模湾のルアーキハダは海況が悪くなかなか出船チャンスに恵まれませんでしたが、本日初出船した小田原早川港の平安丸ではキハダは確認できたものの、ヒットまで至らなかったそうです。今後に期待しましょう。
キハダはハードルが高いという中級者におすすめなのが平塚出船のルアーシイラ。トップウォータープラグをひったくり、勢いよく突っ走ったと思ったらジャンプして暴れるなど大コーフンすること間違いなし。
初心者におすすめなのが平塚港庄治郎丸のライトルアーのサバ狙い。3時間と時間も短いのでファミリーやカップル、ビギナー連れで楽しめますよ。
参照:相模湾平塚港庄三郎丸
◎外房はルアー青物&カモシに注目
内房はタチウオ、マダコが狙い目
外房のルアー青物はキャスティングやジギングでヒラマサが釣れているほか、沖ではカツオの回遊が見られ5キロ級が上がっています。
外房勝浦ではカモシ釣りが好調で10キロオーバーのヒラマサや5キロオーバーのマダイが上がっています。
内房は勝山〜保田のアジ、イサキ船、金谷のアジ富津のタチウオやマダコが好調です。
参照:外房大原港松鶴丸
◎茨城県は一つテンヤマダイとルアー青物が好調
各地で一つテンヤマダイが盛り上がっています。中でも日立では数釣りがチャンスです。好日にはトップ10枚以上の釣れっぷり! 型狙いなら鹿島がおすすめ。3〜5キロが上がっていますから、今後も期待できるでしょう。
それから注目したいのがルアー青物。鹿島沖でワラサの新しい群れに遭遇し、4〜5キロを船中全員安打、イナダに至っては入れ食いでフィーバーしています。
参照:茨城県鹿島港不動丸
◎東京湾はタチウオが好調、
マダコ、シロギス、アジ、ボートハゼが狙い目
東京湾のタチウオはエサ釣り、ルアーともに好調。観音崎〜走水沖の水深60メートル前後が中心で120センチ級の大型交じりでトップ20本前後。ほかにも湾内のマダコ、中ノ瀬のシロギス、横浜沖や八景沖のライトアジ、江戸川放水路のボートハゼなど夏休みにおすすめのターゲットが目白押しです。ファミリーで出かけてみてはいかがでしょう。
◎三浦半島のマルイカ好調を持続
剣崎のイサキは数釣りのチャンス
マルイカは剣崎沖、長井〜城ケ島沖、葉山沖の各地で順調に釣れています。主なところでは、剣崎間口港の喜平治丸では12日トップ42杯、剣崎松輪港の瀬戸丸では13日、トップ100杯と乗り活発。
剣崎沖のイサキは中型主体に好調です。朝から食い活発で一日中アタリが途切れることなく続き、ダブル、トリプルも交えてトップは60〜80尾前後。数を狙うなら今がチャンスです。
◎伊豆半島は初島周りのイサキに遠征のシマアジ、南伊豆のスルメイカが順調
東伊豆では初島周りの良型イサキが狙い目です。追い食いを狙って数釣りを楽しんでみてはいかがでしょう。遠征のシマアジ五目も模様が上向き、1キロ前後のシマアジがトップ10尾にイサキは入れ食い。
南伊豆ではスルメイカが好調です。釣り場は石廊崎沖の水深200〜250メートルで30センチ前後を中心にトップ70杯前後。南伊豆ブランドのスルメをゲットするなら今がチャンスです!
◎駿河湾&新潟では夜釣りがおすすめ
最後は納涼気分で楽しめる夜釣りです。沼津沖ではマルイカがおすすめです。マルイカ8割、ムギイカ2割交じりで30杯前後。仕掛けは直結、直ブラ、ブランコ仕掛けのほかイカメタルでも楽しめます。
イカメタルといえば専門で出船しているのが新潟県名立漁港の海遊丸。数、型ともに上向いてきて、目が離せません。