◎内山高典  

 暦のうえでは冬を迎えましたが、胃袋的には〝食欲の秋〟継続中の内山です。

 糖質ゼロの味に物足りなさを感じてノーマルの発泡酒に手を出し、夕食は軽め、もしくは〝なし〟のルールをやぶって深夜にギョウザ。すっかり食事制限のたがが緩んで5キロ増。ウエスト回りに立派な浮き輪ができたとさ。

 なにかとストレスが多い2020年を乗り切るために、食べたいものを食べて元気よく! そんな私が今、食べたいから釣りたい高級魚の筆頭がヒラメです。

 飯岡〜銚子に始まり、片貝、外房、茨城南部と解禁し、12月にはヒラメ釣り場がフルオープン。いずれのエリアも好調に釣れていて寒ビラメが楽しみです。

 私はヒラメの刺身が大好物。しょう油とワサビもおいしいけれど、ゴマ油と塩とワサビのタレがおすすめです。

 続いて、おいしい大衆魚の代表格といえばアジ。手軽に浅場でバリバリ釣れる東京湾のライトアジはいかがでしょう。コロンと太った20センチくらいの居着きの金アジはビックリするくらい脂乗り乗り。こちらは正当派のショウガしょう油でいただきます。

 高級魚のヒラメやプレミアものの金アジをぞんぶんに食べられるのは釣り人の特権。食べたいから釣りたい! そんな食いしん坊釣り師の皆さん、自慢の釣魚料理をパシャッと撮影して「沖釣りフォトコンテスト2020」に応募してみませんか? 優秀作品賞は釣行支援金1万円(5名様)が贈呈されます!

 

 

今年のヒラメは肉厚な個体が多い気がします。きっとエサが豊富なんですね

 

 

ヒラメの薄造り。1キロ級ならペロッと完食……太りますよね

 

 

 

東京湾の恵み、体に黄色味を帯びた金アジです

 

 

 

 

ギラッと輝く皮目の脂がたまりません