◎尾川 泰将

 今日は立春。まぶしい陽光に梅花が映える、素晴らしい晴天です。旧暦では一年の始まりとされていた「二十四節気」の第一節気とか。
 たしかに気持ちをリフレッシュして再スタートするにはいい季節だよなぁと、青空を見上げるWednesday尾川です。

 

  レンタルボート釣り場もこんな感じで、すっかり春霞。まだ少し肌寒いものの、ナギの日を選んで沖へ繰り出せば3密とは無縁の清々しい一日が過ごせます。ちなみにこのボートに乗っていたのは小学生の女の子とお父さん、なんともいい感じでした。

 そのボートの釣況を見ていて、ちょっと気になる情報が。
 まずは三浦半島京急大津、石田ボート店のホームページ。

 アジが100尾超えと絶好調、ハモノ狙いでヒラメやマゴチも釣れています。
 例年なら、この季節のボートアジは20~30尾も釣れれば御の字なのに、サビキで小アジがバリバリ釣れている様子。
 さらに注目すべきはマゴチ。当地を始め、なぜだか今冬は三浦半島各地のボート釣り場でず~っとポチポチ釣れ続いているんですよ。
 小アジもマゴチも本来なら夏~秋のターゲットですから、季節感なんてほぼゼロ……。よく釣れるのはいいけれど、どうなってんの? と違和感を感じてしまいます。

 そしてこちらは、東伊豆網代・内田ボートHPに掲載された先週末の釣果画像。アマダイが好調です。
 ところが、その周りに転がっているのは夏~秋に群れが回ってくるはずのマルソウダ。実は昨冬1~2月も、マルソウダの大群が相模湾の定置網に入って話題になりましたが、同様の現象が起きている模様。

 海水温の上昇、そして一旦収束したのに再び始まった黒潮大蛇行の影響もあるのでしょうか?
 読者の皆さんも気になることがあったら、異変の大小にかかわらず編集部に情報をお寄せください。